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Dr.YUBIのもしもしクリニック開院中11

自分の道を進もう

「勇気を持って自分でやってそれでダメならいいじゃない。人に笑われても自分の道をす進む」この詞は、私が親友の“ぽん君”と作った歌。「自道」の最初のフレーズだ。
さかのぼること6年前。私とぽん君は、隠岐の島100キロウルトラマラソンに参加した。私は、あまりの過酷さに何度も心が折れかけたが、最終的には制限時間ぎりぎりでゴールテープを切ることができた。
しかし、ぽん君は48キロ地点で収容車に消えた。ぽん君は悔しがり、すぐにリベンジを誓った。絶対に次ぎは走りきってやると。
そんな矢先、悲劇が起きた。軽自動車と大型トラックの正面衝突。ぽん君は生死の境をさまよった。8回の手術を乗り越え、なんとか一名はとりとめたが、退院の時に医師からこう宣告された。「もう1キロ以上の歩行は困難でしょう」
ぽん君の夢、隠岐の島ウルトラマラソンへの利便じは叶わぬものとなった。しかし、走れないなら、歩けないなら、車いすで参加すればいいじゃないか!問い合わせてみると、車いすでの本戦出場は不可ということだった。それなら、隠岐の島ウルトラマラソンと同じコースを、自分たちで勝手に走ろう!
養和病院さんのご厚意で車椅子をお借りし、親友の“しる”に原付で付き添ってもらい、私とぽん君は隠岐の島に挑んだ。雨が降り、風が吹く最悪のコンディションだったが、私たちは必死に、ただ自分たちのためだけに走った。
テントに泊まり日の出と共に出発して、夜中まで車いすをこぎ続けた。手がまめでぐちゃぐちゃになり、数え切れない数のまめがつぶれたところで、私たちはゴールテープを切ることができた。
サプライズで用意されていたゴールテープには、たくさんの友人からのメッセージがあふれていた。今回のチャレンジは無謀だといっていた友人からも熱いメッセージが書かれていた。
ゴール後、ぽん君と交わした握手は今でも忘れない。熱い握手だった。人に何を言われたっていい、笑われたっていい。自分の道を精いっぱい進もう。

2014年7月19日 日本海新聞掲載

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