「尻の青い若造が!」
…なーんて捨て台詞をきいたことがある方もいらっしゃるでしょうか?
背中、とくにおしりあたりに見られる淡い青いあざはよく知られている「蒙古班(もうこはん)」といわれているものです
なんと、日本人の新生児90%以上に「もうこはん」が存在します
4~5歳になるころには小さく目立たなくなり、大人になると大抵の人が消失します
同じような青いあざが、腕や足にみられることがあり、一般的なもうこはんより消失するのが遅れますが、この場合でも大人になるまでにほとんど消失します
「もうこはん」であれば治療の必要はありません
しかし、青あざでも色にむらがあったり、盛り上がっている場合は他の原因による青あざである可能性もあり、治療が必要な場合があります
気になるあざがあれば、乳児検診や、かかりつけ病院に通院ついでに、医師に相談しましょう